Q | 一日に何粒までとか、飲むのは食前・食後のどちらが良いか、また朝飲むのと夜とではどちらが適しているのかを教えてください。 |
A | 見たところクスリに見えますが、純粋な食品の中から特にビタミンEとAを抽出し、カプセルに収めているだけで、クスリのような飲むタイミングの既定はありません。ビタミンEもAも共に油脂に溶ける性質があり、少々飲みすぎても、肝臓の中に貯えられますから、特に当初は少し多めに摂っても、その日のうちに利用されなかった分は、翌日に備えて貯えられます。寒い冬の期間は、ビタミンEもAも消費が多く、多くの方に欠乏こそあれ、過剰ということは起こりません。 |
Q | なぜ冬に消費が多いのですか。 |
A | まずビタミンAですが、ヒフの表面を潤す水(汗)と油(皮脂)の分泌が衰えがちになります。汗腺と皮脂腺の双方の分泌を促すビタミンがAなのです。Aはヒフだけでなく、身体中の粘膜にも粘液を送る重要な役目を持っています。また寒さから身体を守る防寒用にも大量のAが消耗されます。次にビタミンEですが、身体中の細胞、特に末端細胞に、毛細血管を通って、酸素や栄養素を送り届けるのがビタミンEの仕事ですから、顔や手足などを冷やさないためにもビタミンEが、大量に要ることがお分かりだと思います。 |
Q | お肌の美容のためには、夜摂る方が良いと伺ったような気が。 |
A | ああ確かにその通りです。ヒフ細胞は28日間で生まれ代わっていますが、基底層が真皮に、真皮が表皮に生まれ代わるのは、夜中お休みの間の新陳代謝ですから、特にお肌のためを思っての摂取なら夜食の後にお摂りになるのが良いでしょう。特に冬に限ったことではありませんが、健康な身体は血流が良い身体だと言えますから、血流を促すビタミンEを摂れば、すべての細胞に酸素も栄養素も行き渡ることを実感されることでしょう。 |
Q | 摂取した翌朝にも効き目が分かるそうですが。 |
A | あんまり言いたくはないのですが、どうしても即効を確かめたいと言われる方々には、いつもの酒量で、翌朝の気分を感じるようにお願いしています。まず100%で、酒が朝まで残っていないとのお答えが返ってきています。 中には、いつもより酒量を増やしたが、二日酔いが無かったと答えて下さる方も多く居られます。 「酒が多く飲める」との噂まで立ちましたが、ビューティキャップの成分の中に、イノシトールというビタミンB群に属する物質があり、肝臓病の一種、脂肪肝の特効薬として医師が用いる物でもあります。 これも小麦胚芽に含まれていて、偶々医師が用いていてもクスリではありません。 イノシトールには、ビタミンEを活発にする性質もあり、血流の上昇がアルコール代謝を高める機能とマッチするからかも知れません。 お酒に弱い体質の方が、酒宴に臨まれる際には、事前に3粒ぐらいを飲んでおかれると良いと思われます。 肝臓は先ずアルコールの処理を優先します。 酒の席では油ものもテーブルに出ますが、脂肪の分解はアルコールの後に廻されてしまいます。脂肪の分解が遅れる分だけ、体内脂肪が増えていく傾向は避けられません。 |
Q | 他に効き目が早く分かる箇所は。 |
A | 手足に冷え症がある方で、良くなったとのお声を多く聞きました。 また男性でカミソリ負けに弱い肌の方が、ヒフの潤いで丈夫になったとのお声もありました。三日ほどで効き目が出るそうです。 若い女性では、髪の櫛通りが良くなると、よく言われます。 |
Q | 吹き出ものには。 |
A | ビタミンAを多めに摂るのが有効です。 何人もの綺麗な女性のニキビの悩みを解消し、更に残った赤ら顔まで治して差し上げた例をいくつも持っています。 |
イノシトールはAやEに比べ、ビタミンの一種とは知らぬ方が多いと思いますが、これもビタミンB群の一種で、多角的な機能を持つことで知られています。 先ほどの汗腺と皮脂腺の分泌を促すのはAの仕事でしたが、汗と脂の量を偏ることなく、巧にバランスを取るのはイノシトールの役目。 またイノシトールには、それ自体に優れた保湿作用があります。 |